敏感肌って何?

敏感肌って何ですか。
明確な定義はありませんが、肌の感受性が高まっている肌の狀態をさします。

敏感肌は『肌が敏感に反応する狀態』、その原因には個人差があり、
現れる癥狀(サイン)は1つではありません。

肌の乾燥が著しく、かゆみやひりつきを感じる。

肌疾患であるアトピー性皮ふ炎になりやすいアトピー素因肌

濕しんやかぶれ、赤みなどが生じる

特定の物質にアレルギー反応を起こすアレルギー肌

睡眠不足や生理周期によって吹き出物が出やすい

季節の変わり目に肌あれをしやすい、など

肌がもともともっているマイナス素因に、より強く傾いて起こる肌トラブル

さまざまな狀態に対して肌の感受性が高まった肌狀態を 「敏感肌」、ふだんは問題がないものの體調や季節などの影響を受けて一時的に刺激に対して感受性が高まった肌狀態を 「不安定肌」といいます。

バリア機能の低下で現れる3つの肌トラブル

1. アンバランス肌:べたつくのにかさつく、アンバランスな肌
バリア機能が低下、角層の水分量が保てず乾燥、肌あれを起こす部分と、角層が厚くなり毛穴が詰まる部分が混在。
2. ニキビ?吹き出物肌:ニキビや吹き出物がポツポツと…
バリア機能の亂れで角層が厚くなり毛穴が詰まる。詰まった皮脂がえさになりアクネ菌が増殖する。
3. 乾燥?荒れ肌:肌あれで、カサカサ?ゴワゴワする
バリア機能が低下し外からの刺激を受け、肌が知覚過敏狀態になる。角層の水分量、水分保持力が低下し肌あれしている。
POINT!

原因や癥狀はさまざまですが、バリア機能を強化するお手入れで和らげることが可能です。

アンバランス肌

ニキビ吹き出物肌

乾燥荒れ肌

敏感肌は、治るのでしょうか?
敏感肌とは、肌のバリア機能が低下しているため、少しの刺激にも反応してしまう肌狀態のことです。バリア機能を整えることで癥狀を和らげることが可能になる場合があります。

敏感癥狀を和らげる方法は、現れている癥狀や原因によってさまざまです。

●生活環境が原因で引き起こされる敏感肌

睡眠不足やストレス?食生活の亂れ?生理周期
上のような條件で、肌がもともともっているマイナス素因に拍車がかかっている場合(外食が続くとTゾーンのべたつきとほおのかさつきが同時に現れる、ストレスを感じるとニキビ、吹き出物ができる、睡眠不足が続くと乾燥?肌あれする など)
POINT!

デリケートになっている肌に刺激を與えないようにいたわりながら、低下している肌のバリア機能を整えることで肌の不調を防ぐことが重要です。

●アレルギー反応からくるアレルギー肌

ある特定の物質にアレルギー反応を起こす?化粧品でかぶれるのですが、どうしたらいいですか?
一度アレルギー體質になってしまうと、スキンケアによる反応自體の改善はむずかしいといえます。皮ふ科のパッチテストなどでアレルギーの原因を突き止め、原因物質を避けることが大切です。

●アトピー性皮ふ炎になりやすいアトピー素因肌

肌の乾燥がひどく、かゆみやひりつきを感じる?過去にアトピー性皮ふ炎の経験がある
こういった方は、體質的にアレルギーを起こしやすいだけでなく、もともとバリア機能が弱いために刺激を受けやすいのです。肌のバリア機能を強化、うるおいを與え肌を落ち著かせると同時に、肌狀態を悪くする悪玉常在菌の働きを抑えるお手入れが大切です。
POINT!

原因にかかわらず一度肌あれを起こすと、それをカバーするために未熟な細胞が生まれる悪循環も発生します。肌のバリア機能の強化が敏感肌を安定させる鍵となります。

肌のバリア機能
肌表面の「角層」と呼ばれる部分の細胞の外膜(CEといいます)が丈夫でしっかりしていると、細胞に十分なうるおいがあり、かつ、角層と角層の間の「細胞間脂質」が整列して重なり合いながらバリアをつくり、外からの刺激を受けにくくします。こういった狀態を「肌のバリア機能が良好」といいます。
敏感肌が増えていると聞きましたが、本當ですか?
以前に比べて、敏感肌だと感じている方が増えていることは確かです。

「常に敏感」ではないものの、自分の肌は生活環境の影響を受けやすい、
やや敏感気味である、と感じる方が増えています。

アレルゲン(特にスギ花粉や住環境がよくなったことで増加したダニ)が増加していることや、食生活の変化、環境汚染などの原因に加えて、

?肌や化粧品に対する意識の高まり
?女性の社會進出による食生活の変化
?生活リズムの亂れ、ストレスの増加
?エアコンの普及による室內の乾燥
?清潔志向からくる「洗いすぎ」による
 バリア機能の低下

などの要素が増加理由として考えられます。

花粉癥と敏感肌って何か関係があるのでしょうか?
アトピー體質は遺伝の傾向が強いため、全く関係がないとはいえません。また、花粉癥はアレルギーの一種ですので、肌に花粉のアレルギー反応が出ることもあります。

●アトピー體質の方の場合

敏感肌のひとつにアトピー性皮ふ炎になりやすい體質の「アトピー素因肌」がありますが、アトピー體質は遺伝する傾向が強いので、親きょうだいに花粉癥やアレルギー性鼻炎などの方がいる場合は、アトピー素因肌である可能性が高いことは事実です。

●春先に肌トラブルを起こしやすい方の場合

花粉癥によって敏感肌になっているというよりも、もともと敏感な肌に花粉自體が外部刺激となる、または、鼻をかむティッシュが刺激となることが多いようです。體調が悪いと肌のバリア機能も低下するため、癥狀が現れやすくなります。

POINT!

春先は特に、負擔をかけない肌にやさしいスキンケアが、安定した肌を保つ秘訣です。

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